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はじめまして

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音楽の楽しさを知るきっかけ

はじめまして、パーパスミュージックストア代表の三井拓郎です。
初ブログということで、まずは僕の自己紹介と音楽遍歴を語らせてください。 僕は東京都大田区に生まれ、2歳から神奈川県茅ヶ崎市で育ちました。僕が 音楽というものに興味を持ったきっかけは、小学生の頃に観ていた「ひらけ!ポンキッキ」です。 「懐かしい」と思われた方も多いのではないでしょうか。
平日朝に放映され ていた番組で、ガチャピンとムックをはじめ、BOSEさんや安室奈美恵さんがMCを務めていた僕の中では伝説の番組です。 放送内で「機関車トーマス」や「トイレの花子さん」のコーナーがあった中で、僕はコーナー間の繋ぎに流れる音楽に釘付けになりました。 その音楽は山下達郎さんや渡辺貞夫さん、斉藤和義さんに大江千里さん、森 高千里さんなど....子どもの頃には気づかなかった豪華なアーティスト達の歌が流れていました。

さらに当時は実家の近くに「すみや」があり、毎週休みの日には家族揃って CDをレンタルしに行くのが習慣で、父はフォークソング(僕の名前の拓郎 は吉田拓郎さんが由来です)、母はニューミュージックや洋楽、兄はその当 時TKブーム(小室哲哉さん)絶頂期だったこともあり、trfやglobe、安室奈美恵さんといった流行歌を好んで聴いていました。
この、ジャンルレスな音楽に触れる経験が音楽の楽しさを知るきっかけとなりましたね。

話は脱線しますが、僕が小学生の時はまだカセットテープが主流でCDから の録音には難儀しましたね。A面からB面に切り替わるときに曲が切れてしま うのが嫌で何回もタイミング見計らって録音し直したり、テンションが上が って録音中にジャンプをすると振動でCDが音飛びし、また録音し直したりと、、、とにかく録音するだけでも大変だった記憶があります。

話を戻しまして、僕は小学生の頃から今もずっと玉置浩二さんが大好きで、 初めて買ったCDは玉置さんの「田園」、次に買ったのがV6の「愛なんだ」(玉置浩二さん作曲)でした。もう25年以上のファンです。
60歳を過ぎてもNo1.ボーカリストとして君臨する姿は尊敬しかないです。 ご自身も「死ぬまで歌う」と宣言されているのでお身体に気をつけながらゆっくり活動して頂きたいです。
玉置さんをテーマに1つブログが書けそうな熱量になってしまうのでとりあえず、ここで終わりにします(笑)

人生の挫折を味わうのでした。

そんな僕が本格的に音楽を学びたくなったのは、高校1年生の時に友人から 勧められた押尾コータローさんでした。中学3年生の時に家にあったギター をポロポロ弾き始め、コード弾きしか知らなかった自分には衝撃的な出会いでした。 「コードとメロディーを一緒に弾く」そんなことがギター1本で出来るとは
思っても見ませんでした。しかも一人でこんな素敵な曲を奏でているとは。
当時の僕にとって絶対的なスターでした。

そこからは毎日押尾さんのCDをコピーし、ご自身のラジオで生演奏した曲を耳コピし、学校にもギターを持っていき....とにかく練習しまくりました。 もちろん文化祭でも押尾氏のコピーを披露し、みんなにも驚かれチヤホヤしてもらえたのも押尾さんのおかげです。
余談ですが、後輩たちが音楽室にあるギターで押尾さんを練習しはじめ、ギターを壊したために学校のギターは使用禁止となりました(笑)
そして、高校卒業後は親を説得し押尾さんが通われていた音楽専門学校に入学した僕は、そこで人生の挫折を味わうのでした。

専門学校の担任から「どんなアーティストを目指しているの?」と聞かれ間 髪入れずに「押尾コータローさんになりたいです!(ドヤッ)」と答えたら 「音楽畑に押尾くんは2人もいらないよね」と即答され、そこで初めて気づくのです。
「押尾さんにはなれない」と。 今、思えば先生からの助言は真っ当なものだと感謝しておりますが、時の僕には押尾さんに費やしてきた3年間を全否定された気分でした。

しかし、ここで奇跡が起きるのです。
僕が擦り切れるほど読み込んでいた押尾さんの楽譜。その採譜を担当し、ご本人とも交流のある南澤大介さんが僕の通っていた専門学校に講師として就任してくださることになったのです。 僕は卒業を1年延期し、ギター科からソロギター科に編入し南澤先生の下でソロギターを習うのでした。
フィンガーピッキングはもちろん、ソロアレンジの仕方やDTMの打ち込み、時にはご自宅までご招待いただき僕にとっては忘れられない思い出です。

そんなこんなで南澤先生からDTMを教えてもらった僕は、歌ものの作曲に興味を持ち始めバンドを組むのでした。
結成当時は女性ボーカルだったのですが自分で歌った仮歌のデモテープを南 澤先生に先生に聴いて頂いたところ「君が歌った方がいいよ」と助言をいただき、ボーカルとなるのでした。


走馬灯に必ず出てくることでしょう

バンド時代はたくさんの貴重な経験することができました。中学3年生の僕 がギターを始めたきっかけでもあるミュージシャンと共演させていただいた り、野外フェスに出演させていただいたり、ツアーでさまざまな地域にお邪魔したり、FMでラジオ番組をやったり、PV撮影を体験したり、、、と語り尽くせないくらいの体験をしました。
中でも一番の思い出は亀田誠治さんです。


(写真掲載はご本人から了承済みです)

亀田さん自ら、新人バンドを育成する「亀田塾」と言う企画に抜てきしていただいたのです。 塾生は亀田さん主催のイベントやフェスに出演できたり 、打ち上げでご本人とお話しさせていただいたりと貴重な時間を過ごさせて頂きました。

打ち上げの際、亀田さんから言われた言葉が今も忘れられません。
それは「僕を踏み台にして、いい音楽を世に広めていってほしい」という言葉。 業界トップの方が新人に対して「自分を踏み台にして欲しい」なんて一流の方は言うことが違うと感じました。 お話ししていると節々で亀田さんの音楽への愛が伝わってきました。「1曲でも多く、いい音楽を知りたい」とおっしゃっていたのも印象的でした。
このような数え切れないほどの経験をメンバーと分かち合えたことは生涯忘れません。走馬灯に必ず出てくることでしょう。

出身地も育ちも思考もバラバラなメンバーが集まるということで意見の違い があったりと大変なこともありましたが、同じ目標に向かって一緒に悩み苦み喜び合えたことは僕の宝物です。
趣味でもいいからメンバーみんなが揃ったら、またスタジオ練習やライブをしたいですね。

長い自己紹介となりましたが、これが僕の今までの音楽遍歴です。
これからは妻と娘と3人で力を合わせて、皆様の目的に寄り添える中古楽器を提供できるよう尽力してまいります。
それでは、これからどうぞよろしくお願いします。

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